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規制の厳しいアメリカの航空業界にあって、サウスウエスト航空が飛行機を「空飛ぶバス」と位置づけ、飛行機を特別の乗り物でなくしてから数十年。日本でもようやくLCCと呼ばれるコストを削減して低価格を実現している航空会社による飛行機が、本格的に運航されるようになってきました。
LCCの特徴は、過剰なサービスを削減して、輸送という基本的かつ本質的なサービスを格安で提供している点にあります。
例えば、サウスウエスト航空の場合、短距離国内便に特化する、機内食を出さない、機体はボーイング737に限定し整備の手間を少なくする、乗り継ぎサービスをしない…。長距離路線は別として国内の移動であれば、安く乗れる分、座席が狭くても機内食が提供されなくても、これで十分であることはサウスウエスト航空が1973年以来コロナ前の2019年まで47年連続で黒字を続けていることでわかります。
私たちは、アミューズメント業界のLCCを標榜しています。即ち、低価格で安心してお客さまに楽しい時間を過ごしていただける店づくりを進めています。安くても新台も入れ、自動計数機を入れ、そして従業員のサービスを高める努力をし続けています。サウスウエスト航空がそうであるように、私たちのローコスト経営を支えているのは、従業員の生産性の高さであり、日々改善に取り組む前向きな企業風土なのです。
パチンコホール業界では4円パチンコの稼働がつかないので、しかたなく1円パチンコで営業する店もありますが、それではお客さまに失礼だと思います。私たちは低価格で遊技していただけるよう本気で日々ビジネスモデルを磨いています。つまり他社が遊技料金を真似ることはできるかもしれませんが私たちの経営ノウハウは簡単に真似できないものと自負しています。